400km自転車イベントの走行中に冷たい雨と急激な冷え込みにさらされてコインランドリーでリカバリーをすること1時間。
現在20:00過ぎ…当初目標としていた夷隅市の食堂には間に合いそうもなく、いくつかの食堂や居酒屋を通り過ぎる中「どこでもいいから休憩して食事するべきだ…」心の中でもう1人の自分が呟きます。
看板が煌々と光り九十九里ビーチライン沿いにある町中華と呼ばれそうな老舗の佇まいを醸し出す【川島食堂】さんに駆けこみました。
まだ雨が降るかもしれないので軒下に自転車を停めさせていただき入店。
右に座敷席×3と左の部屋にテーブル席×5ほどでしょうか。
それぞれ1席ずつ楽しそうに宴会で盛り上がっている様子でした。
店員さんが見当たらない…勝手に席についても居場所がないし、もしかしたらオーダーを受けてくれないかもしれない…
5分ほど店員さんを探すと優しそうなご年配のお母さんが出てきました。
「ラストオーダーが20:30でよろしければ。」ということでお邪魔します。
ブルベの最中、そして低体温明けの極限状態だったためメニューなどのお写真が撮れずに申し訳ありません…
これから先も長いので好みのモノをシッカリいただく!ということでレバニラ定食&餃子をノンアルで流し込む贅沢な補給をします。
「日本の卵は美味い!」という話題で盛り上がっている後ろの宴会席の話を楽しみながら料理を待ちます。
とそんなに待たず運ばれてきました。
ブルベ中とは思えない宴会コースです。
このノンアルが水分補給とリフレッシュ効果をもたらしてくれます。
レバニラは予想外の美味しさ!レバーの噛みごたえと旨みが段違いでした。よくある柔らかいニチャッとした食感でなくコリコリした歯応え。臭みもない!美味い!
『地元の食材オライのぎょーざ』と看板を掲げており、イチオシメニューにもある餃子ですが、こちらも美味い。特段大きいわけやパリパリの羽付きではないのですが、「質実剛健」ごまかしのない美味しさです。
お会計をお願いするとお母さんとは別に看板にある顔の大将がいらっしゃり「今日はこんな時間にどこから?」なんて話が盛り上がり、BBベースが停まる【松尾駅】からのサイクリスト方のご来店が多いそうで店先にサイクルラックも設けていただいているそうです。
お土産に餃子の自販機もありました。この味が自宅で味わえるなんてそれもまた楽しみですね。
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