こちら茨城県桜川市にある本格手打ちうどんのお店です。
紅葉時期の筑波山と加波山を超えて、11:00開店でオープン一番乗りを目掛けてお邪魔しました。
しかし『本日休業』の看板が!
次の補給地点を探さなければ…と、うな垂れていたところ、「もうすぐ帰るので中で待っててください。」と女将さんから女神の一言。
サイクルラックもあり、目の見える位置に愛車があるのは安心です。
なんでも消防団の寄り合いらしく、ご主人は朝からご参加とのことで御苦労様でした。
通された席は離れの小屋でテーブルとカウンターで8人ほどの席があり、サイクリストやバイカーの写真がところ狭しと飾られています。
うどんが茹で上がるまでの時間「混み合う前に一枚。」と撮っていただいた私の写真も飾っていただけるかもしれません。
こちらのうどんは注文を受けてから茹でるので20分ほど時間を要すとのことです。
私は店主オススメということで【肉汁うどん】にサイドメニューのアジフライ、サービスでライスをつけていただきました。
どーんっと、なかなかのボリューム
ツルツルのコシの効いたうどんに熱々の具沢山の出し汁、アジフライがホクホクの肉厚で絶品です。
写真奥にあるフィギュアが物語っていますが、店主はAPC(アメリカン・ポリス・クラブ)というアメリカドラマが由来の車やバイク、コスチュームなど本気で楽しむメンバーの一員らしく雑誌の記事など詳しい話を楽しく聞かせていただきました。
いや本気度が凄かったです。趣味はこう楽しまないと!と勉強になりました。
そこで店主から「まだ食べられますか?」と…
「茹で方がどうも腑に落ちない…せっかく遠方から足を運んでくれたのだから時間とお腹に余裕があるなら、是非もう一玉!納得のいく味を食べていってほしい!」
なんて素敵な職人の心意気なのでしょう。
まだイケるか…?俺の胃袋…
すでに足は休まり根っこが生えリスタートが重いことまりがいないのですが、店主の御意向に応えないわけにいきません!
これが1玉目。
1玉目も美味しいうどんでしたが、たしかに2玉目のツヤと味は比べ物にならない美味しさでした。
さすが店主こだわりのうどん。
世間話にも花が咲き、1時間30分も長居してしまいました。
すっかり根っこも生えてお腹も重く、このあとにまだ登ろうと考えていたルートを変更してド平坦のりんりんロードをタラタラと惰性で帰りました。
筑波山や加波山よりも美味しいうどん峠が険しかったと記憶に刻まれた日。
うどんは補給にも適していると思うので、ロードバイクの休憩にとてもオススメのお店です!
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