坂バカ鍼灸師のQすけです。
The PEAKSが過ぎれば夏も終わる。PEAKSロスといってもまだまだ暑さが厳しい今日この頃です。今年の残暑は過去最高に厳しく感じます。
今回のThe PEAKSを振り返って思ったことを書き記していきます。
まさしくThe PEAKSならではの頂上スタートから始まる「ダウン&アップ」いわゆる往復ビンタのコースには気持ち良いはずのダウンヒルを下りて行くにつれて「おいおい…本当にコレを登り返して行くのか…?」という恐怖が増していきます。
しかしその中でもスライドする輪友の方々とのコミュニケーション、ともに登る最中の会話など「一人ではない!」という感覚はThe PEAKS特有の雰囲気でしたね。これこそ地獄に仏のような心境。
そして2日とも同じスタートゴール地点でも全く景色の異なるコースには驚きました。特に日本一山が少ない千葉県在住の身としてはまるで日本ではない場所を走っているような感覚になりとても貴重な体験を味わえました。
ライフイベント
最強最悪を掲げるイベントThe PEAKS。距離と獲得標高だけでは把握できないコースレイアウトや様々なトラブルに見舞われることもあります。
The PEKASをクリアするために自分のコンディションをピークにもっていく。日常にメリハリをつけるために重要なライフイベントと言っても過言ではないかもしれません。
クリアをするために準備をしてゴールを達成できたことはroundだけでなく、日常の出来事が報われたような気持ちになるのは私だけではないと思います。
「簡単に完走できるロングライドイベントで満足できますか?」と運営側から問われます。
簡単にクリアできるThe PEAKSはありません。(ワタシには…)
そこに挑むためにはバイクメンテナンスや自信のコンディション、日常のスケジュール調整など様々なハードルがあるかと思いますが、何よりも乗り越えていく気持ち『一生懸命になる。』大事さを気づかせてくれるような気がします。
健康第一
さてコンディションというキーワードですが、今回のコンディションは5つ星判定で言うならば★★⭐︎⭐︎⭐︎でした。
前回の赤城2がとても楽しく余裕をもってゴールできたことから「今回の蓼科で変態増しをクリアできるのでは…」と甘い考えを抱いていました。
仮に今回変態増しにエントリーしていたとしたらDNF、もしくは時間内完走はできていなかったと思います。
以前のブログにも記しましたが、1ヶ月前の新型コロナ罹患。だいぶ脚は回るように復調して問題ないかと思っていましたが、zwiftで行っていたワークアウトができなくなっている…以前のように速い方について行くようなパワーを持続することが難しくなっており、それをまざまざと感じたR13…ゴール後のフィニッシャーボードを書くときに頭によぎった言葉は「健康第一」これに尽きますね。
自転車には自分の身体がエンジンとなります。しかしこれは自転車に限らず人生においても言えることではないでしょうか。
自転車を通じてより一層身体の大事さに気づかされます。
2日目のR 14などまさにそれ。カフェイン過剰摂取で自爆など絶対にいけないことですよね。1日のカフェインの上限摂取量は400mgとされているところ、650mgも摂取していたわけです。いわゆる自爆…
皆さまサプリメントの用法容量は正しく使いましょう。
自転車は出逢いのツール
私のブログやX(旧Twitter)で仲良しさん方の多くはThe PEAKSで知り合えました。逆に面識がなくてもThe PEAKSの会場でお会いできた方も多くいらっしゃいます。
かねてより思うことですが『自転車は出逢いのツール』なのだとThe PEAKSで再認識。
「誰よりも速く」もちろん自転車で人と争う競争意識に重きを置く方もいらっしゃると思います。
私が感じるThe PEAKSは「コースに挑む!」要するにクリアするために限界になる自分へ挑むというような感覚があります。つまり同じコースを走る挑戦者は戦友に近い存在。励ましあったり応援したりという仲間が広がっていくようなイメージです。
もちろんそう思わない方も中にはいらっしゃるのでしょう。しかし有難いことに私の周りには自然とその輪が大きく広がっているように感じてならないのです。
実際、参加したroundを増すごとに仲良しさん方がどんどん増えていっていることが何よりの証拠なのでしょう。
会場に向かうのが一人だとしても、会場やコース上にたくさんの仲間がいる。温かく声をかけてくれる。一緒に立ち向かえる。こんなに心踊って頼もしい感覚はなかなかありません。
例えるなら日頃コミュニケーションをとっているSTRAVAやX(旧Twitter)でのオフ会のような気持ちです。当然呼び合うのはニックネーム。ほとんど本名なんて知らない仲なんです。こんな関係が成り立つシュチュエーションは大人になってからの日常生活では珍しくとても貴重な出逢いなのではないでしょうか。
全員優勝
表彰台に上がる、入賞する、その喜びは格別なのでしょう。私の勝手なイメージとなりますがThe PEAKSはエントリーをした全員が表彰されてもいいと思えます。
「できるかどうかわからない…」「あえて厳しい状況に挑戦する。」全員が挑戦者なのですから。
さらに企画、準備、開催に関わっていただける方々、皆さん会場やチェックポイントで疲れているに違いないのですが移動で車を走らせ先々でお仕事をしながら笑顔を励ましてくれています。
そして大会終了後に公開されるフォトグラフ。
サイクルイベントでは絶景を舞台に自分が写っている良い写真を購入することができますが、なかなかのお値段がしたりしますよね。
The PEAKSではまさかの無料。しかもコース上で何枚も撮っていただけている可能性もあります。
ふだん見ることのできない自分の姿を見ることができます。カメラマンの方々へありがたやありがたや。
参加者のみで成り立つイベントではなく、企画および運営スタッフやカメラマンの方々などThe PEAKSに関わる方はもはや全員優勝です。
こんなイベントは他にはないですよね。
次回Round15
そんな地獄のようなコースレイアウトだけどもハートフルなThe PEAKSですが、すでに次回roundも決定されています。
愛媛と新潟…遠い!と思ったそこのアナタ!
はい!私も同じ気持ちです。
しかし今までの奈良吉野、蓼科もThe PEAKSがあったからこそ走りに行ったようなもの…なのでこれはある意味走ることのない場所を走れるチャンスなのかもしれません。
憧れのUFOラインを走れることを楽しみにしております。
今回で5回目のフィニッシャーとなれましたが、当面の目標とする10回まで折り返し地点。
思った時がやる時!
やらない後悔よりもやる後悔!
戦友と楽しみながら目標達成へと進んでいきたいと思います。
これで私のThe PEAKS:R13R14を終えます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ぜひThe PEAKSでお逢いしましょう。
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