ブレーキが効かない!キャリーミーに乗られている方なら思ったことがあるのではないでしょうか…
そもそも極小系車なのでスピードを出すものではないので、このくらいの効きでも十分だろう…と自分に言い聞かせていた時期もありました。
しかし、効かない!そしてグラついたりなんだりと不安。
そこでキャリミ愛が昂っている今、キャリパー交換に踏み切ってみました。
こちらのブレーキはナット式と枕頭ナット(埋込ナット)式があり、素人の私は混乱しましたが、キャリーミーに適合するのはナット式です。
ネット通販で定期的にチェックしていましたが、供給不足の影響なのかすぐに売り切れて入荷待ちになることが続いていました。検討されている方は早めに押さえておくほうがいいかもしれません。
取り付け
フォークに付けられているナットを緩めるだけでキャリパー自体は外れますが、キャリーミーではここで注意が必要な点があります。
フォーク内にハンドルを折り畳む関係のワイヤーが、ブレーキのナットに引っかかっているのです。
ワイヤーのテンションを緩めるためにハンドルは縮めた状態で作業しましょう。
ナットが緩んでボルトをひっこ抜くとワイヤーが抜けてしまうと、再び通すのも面倒なイメージだったので棒をガイドとしてワイヤーに通してからボルトを抜きました。
キャリパー自体の交換はボルトオンなのですぐに終わります。
ブレーキ調整
パッドの大きさはダイアコンペの方が大きいのですが、リム部分にシュー前後の幅が収まるのでそのまま使用できると考え実行しました。
ノーマルブレーキのワイヤーを引っこ抜くためにカシメ部分を切断します。
- ①ワイヤーを通して②テンショナーを下げた状態で③ワイヤーを止める
- ブレーキシューを左右からに握った状態、ちょうど良い効きあたりの位置でワイヤーを締め直す。
- 左右効きしろ、トーインを合わせる。調整クリップをリムの間に挟んでレバーを握りながら先ほどの固定ナットを緩めて締め直す。
スムーズに行けば20〜30分ほどで作業は終わる工程でした。
ブレーキシューの大きさもありますが、ブレーキをかけた際の動揺が少なく気持ちよく停まってくれます。
換えてよかったと思えるパーツですので、キャリーミーを楽しみたい方には是非オススメです。
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