坂バカ鍼灸師のQすけです。
先日、人生初となる輪行を試みました。
目指すは東京を跨ぐ奥多摩『都民の森』
車載で東京を超えていくには渋滞峠もあり電車の力を借りたいと言う思いからです。
自宅からは2回ほど乗り換えれば目的地に着く算段です。
大丈夫、この日のために輪行手順を練習しました。
輪行経験者の皆様が口を揃えていうことは「時間に余裕を持って準備をできるといい。」でしたね。
例えば飛行機や新幹線でもそうですよね。慌てて失せ物や落下トラブルになるよりも大事を見てしっかりと準備ができたほうが望ましいですから。
さぁ準備は万端です。
いざ出発!
と表に出たところまさかのウェット…
しかし天気は晴れ予報。
晴れるという天気予報に希望を抱き、いざ最寄りの駅へ。
点字ブロックを避けて組み立て。
20分ほどを目標にしっかりと輪行スタイルを組み立てていきます。
車内へは先頭か最後尾車両の端にバイクを置くということを輪行マナーとして気をつけました。
私の場合、橋の手すりと車体をバンドで括りつけて空いている席に腰を下ろしました。
車内はさすが始発ということもありガラガラに空いている…ことはありません。
この日はGWの中の平日で、都内に近づくにつれてみるみる満席になり、カジュアルサイクルウェアの私はスーツ姿のビジネスマン方々に囲まれます。
お仕事の方々、スイマセン…私は休みをいただきました。
都内を過ぎて中央線に乗り換え、終点に向かうにつれて今度は学生服の皆様に囲まれます。
学生の皆様、スイマセン…自由に動ける大人は幸せなのです。
無事に『武蔵五日市駅』に到着。
世の中は大型連休ということもあり、8:00でもサイクリストやハイカーの方が多かったです。
武蔵5日市駅にはコインロッカーがあり、輪行の道具を預けて軽量化できます。
見知らぬ土地なので、いつでも輪行で離脱できるよう当初はフレームバッグで積載していこうとも考えてましたが、いざ外して持ってみるとズッシリ感…
せっかく登るなら気持ちよくと考えて預けることにしました。
最も小さいロッカーで¥400なので小銭の準備が必要です。
足りない私は駅の補給にも使えるコンビニでゼリーを購入し両替しました。
輪行スタイルも解除し意気揚々と出発しましたが、案の定やらかしました。
都民の森方面はロータリーを出て右折です。
奥に山が見えたので見切り発車して気持ちよく左折…しばらく進んで迷子でウロウロ…
スタートする前に道順を調べなくてはいけませんね。
『都民の森』コースは動画も撮れたので詳細も兼ねて後日投稿したいと思います。
初輪行のまとめ
移動自体は苦ではありませんが、いくつか輪行で感じたことを書きます。
- 先頭車両から先頭車両への移動が面倒
- 混み合った車内で愛車から目が離れてしまうのが心配
- 時間に多めのゆとりを持つ
- スタートする前にナビで道順を確認
先頭車両から先頭車両への移動が面倒
先頭車両ということは大体の確率で階段やエレベーターから離れていることが多いですよね。
なので乗り換えがあると大きな輪行袋を抱えて、えっちらおっちら端から端まで移動せねばならないのです。出発してしまう電車に身軽にヒョイと乗り込めない煩わしさを感じる時もありました。
車内で目が離れてしまう不安
手すりにくくりつけた愛車のそばに座れたりする場合はいいのですが、座った席から離れている場合に車内に人が混み合ってきた場合…
邪魔にならない場所に置いたとはいえ、大きな荷物で申し訳ない気持ちと、誰か車体に触れてなかろうか…という不安に終始苛まれていました。
できることであれば、手が届く位置に座っていたいですよね。
時間に多めのゆとりを持つ
スポーツ自転車に乗っている方は感じているかと思いますが、クリートを外す際や、ビブショーツを履いている際のトイレ。大事になる前に予めの予備動作が大事ですよね。
ゆとりを持って行動する。輪行準備も同じでした。
とくに初めての場合は練習どうりに準備できないこともあります。とくに帰路で疲れた心身の頭が働かないこともありました。
慌てて途中で荷物が解けたり、大事な車体をぶつけたりしないように時間にゆとりも持ちましょう。
でもそんな不安を払拭してくれるくらい輪行の移動はラクでした。
運転の手間がなく渋滞の煩わしさもない。
そしていざ輪行準備が整えば、すぐにビールが飲める幸せもあります。
長い時間の車移動や、渋滞が予想される東京超えなどの移動手段に輪行はとても楽しく、今後は有意義な時間となるかもしれません。
電車って本当にスゴいですね!
万年初心者の私でも輪行は出来ました!という記事でした。
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