キャリーミーのブレーキケーブル交換:フロント編

carryme

坂バカ鍼灸師のQすけです。

キャリーさん(carryme)のブレーキケーブルを交換しました。

素人の私が何かと自転車のセルフメンテナンスに挑戦しているのですが、今までケーブル類は触るのが怖くて今回が初めてで、いきなりロードバイクのケーブルに触る前に簡易的な構造を経験しておいたほうがいいだろうということもあります。

キャリーミーはハンドルを捻るように折り畳むのでケーブルの付け根にダメージがかかりやすいのではないでしょうか。両方とも割れてしまっています。

道具はケーブルとワイヤーカッター。インナーとアウターは同時に変えてしまいます。

まずはケーブルを外すためにレバー付け根のアジャスターネジを外します。

慣れている方はケーブルを切断してしまえば手間を省けるのでしょうが、インナー、アウターケーブルの長さを正確に合わせたかったのと、構造を把握したかったので手間をかけていきます。

タイコと呼ばれる「でんでん太鼓」のような形の端が現れました。上手に留金に向きを合わせるとスルりと外れます。

フロントブレーキのケーブルを外します。

外したケーブルと新品ケーブルの長さを合わせて切断。これでひとまず長さの心配はありません。

アウターケーブルは切断面の中が潰れてしまうことがあるので、ニードルなどで穴を広げて端をヤスリがけして整えてからキャップをはめます。

インナーケーブルの錆止めと動きが良くなるように潤滑剤を一拭きします。

切断面をカシメで挟んで留めて、逆の手順でケーブルを装着。

レバーを10回ほどシッカリと握ってケーブルの伸びを取ってからアジャスターで効きしろを調整。

フロントは終わってみたら私でも15分ほどでサクッと完了しました。

今回は白色にしてみました。雰囲気が軽やかになっていい感じです!

これでまたメンテナンスの経験値を一つ積みました。食わず嫌いと似ていて、苦手かと思っていたことが実は簡単だったのは触ってみなければわかりませんね。自分で愛車を整備して快適に走ることができるのは充実感があって嬉しいです。

最近、仕事や娘との自転車散歩に大活躍のキャリーさんですが、ブレーキのがたつきやアウターケーブルが割れてきていることが気になっていましたが、これでまた快適に走ることができます。

リアはフレームに内蔵されている部分があるので、やり方を間違えると大変な作業となってしまうそうです。次回慎重に作業します。

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