房総グランフォンド2021【ボーソークライマーズ】

房総グランフォンド2021 坂に会いにいく

坂バカ鍼灸師のQすけです。

『日本一、山がない県』として有名な千葉県のイベント【ボーソークライマーズ】に参加させていただきました。

ボーソークライマーズ
ようこそボーソークライマーズへ!! 標高500m超級の山もない日本一平坦な千葉県にありながら、鹿野山をはじめとする小さな山々が多い房総半島中央部。距離はないながらも意外と難敵坂が待ち構えています。 千葉はつまらない?いえいえ、そうでもないんですよ。

こちらはセルフイベントとして開催されており、好きな時間からスタートできて集団を避けられることで感染症のリスクも低減できる安心もあります。

スタートは鹿野山リゾートホテルです。

駐車場は無料となっており、予め上記サイトより駐車場申請とスタート手続きが必要となりますのでお申し込みください。

さて、全行程はこんな感じ。およそ110km、2200mほどの獲得標高でチーバくんの大腿部を跨ぐようなコースでした。

このコースを時計回りに進みます。スタート時点が千葉で最も高い位置辺りからなので、なかなか下ります。っということはゴール前はコレを登ることを覚悟しておかなくてはいけませんね…「覚悟しておきます。」と言いながら後でかなり痛い目に遭います…

♪この長〜い長い下り坂を〜、なんて口ずさみながらブレーキもかけずに下っていきます。

前日まで台風の影響もあってか、かなりのウェットです。

前半で『亀山ダム』『片倉ダム』を通りました。

前半は片倉ダム付近、スタートからおよそ30km地点でようやくコンビニや道の駅などの休憩所が現れます。

そこまでは道中ほぼ何もないのでお気をつけてくださいね。

40km地点で早めの補給、昼食にします。友人のオススメで絶対に鴨川に来たら絶対に立ち寄りたいお店【まるよ】さん。詳しくはコチラをご覧ください。海鮮料理で間違いない美味しさでした。

さてここから残り2/3ですが、登り勾配が本番となります。千葉の中腹の山を登って内房に向かうコースです。

本日スタート地点から同じペースで走っていた2人は埼玉からいらっしゃって、いつも飯能の山を走られているそうです。そんなお二人も「千葉の山はえげつない…」とおっしゃっていました。

「斜度がキツい…」「いつの間にか下っていた…」「達成感がない…」

これらは低山ならでは独特のえげつなさなのではないかと思います。

写真だと伝わりにくいかと思うのですが、なかなかの斜度…ごちそうさまでした。

日本棚田百選に選ばれる大山千枚田は稲刈りを終え彼岸花で映えスポットとして賑わっていました。

今回はスピードよりも完走重視で走りやすいグラベルロードを持ってきたのが幸いです。なぜなら砂利道や苔た道、小枝などのグラベル区間を多く味わったのでチューブレスのグラベルタイヤが本領を発揮しました。それでも一面苔のアイスバーン状態でスリップ点灯しました…皆さま、お気をつけてくださいね。

さて、えげつない坂を何回か登り千葉の醍醐味、内房(東京湾)です。

見てください、この景色!クライマーが大好きなドーナッツ坂です!

いや坂の先に見える穏やかな海!

ドーナッツコンクリート坂ということは、なかなかの斜度がありますが、登った先には絶景があります。

走っていると気づきますが「別に登らなくてもこの先の道に行けたんじゃないか…?」と、企画者の意図が伝わりまくるコース設定です。

そんなことはさておき、海の向こうには富士山も現れてくれています。

ゴールまでは残りわずか。しかし、ここからは貧脚と呼ばれる本領発揮…ガリガリ体型に襲いかかる燃料切れ…そう、ハンガーノックです。

昼食もしっかり食べ、補給もしていたつもりでしたが足りなかったようです。

ここから終盤のマザー牧場の坂、あ…スタート時に降りてきた分だけ登るんだった…

そして襲いかかる向かい風、え?前から押されてる?

さらにハンガーノック、力入らないんですけど…

という絶望的な状態でも、なんとか足をつかずに牛歩のごとく一歩ずつゴールに向かいました。

瀕死の状態なので写真はありません…

ホテルのフロントで¥2200でゴール申請をすると入浴券とアイスをいただけます。

いついかなる時でもライド後のお風呂は格別ですね。さらに美味しいアイス付き。

千葉に住んでいる身として毎年恒例行事にしたいとも思っています。次は燃料切れにならずに…

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