ダンシング通勤は『休むダンシングの練習』になる?

自転車が教えてくれること

坂バカ鍼灸師のQすけです。

立春といえど今朝もとても寒かったのですが、昨日のブログ内での宣言どうり自転車通勤をすることができました。

最近、自転車通勤をするときはダンシング縛りをしています。

ダンシングという言葉に聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、要は自転車での「立ち漕ぎ」です。

シティサイクル、俗にいうママチャリで坂に差し掛かる際に、気合と力を入れて登ろうと立ちながらペダルを踏むような経験はありませんか?

あれです。

あれを自宅から職場、もしくは職場から自宅までずっと立ち漕ぎで移動するわけです。

また…なんでそんなことを…イスがあるんだから座ればいいじゃん…

と思ったアナタ!

そのとうりです。

自分でも「なんでこんなことをしているのか…」と思う瞬間があります。

しかし通勤こそダンシングで移動した方が良いのではないかと感じたことを今日は書きます。

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ダンシング通勤のメリット

「ずっと立ち漕ぎだと疲れるんじゃないか?」「意味あるの?」なんて声が聞こえてきそうです。

ダンシングの理論や、効率の良いやり方などは強者先輩サイクリストの方々の記事や動画などのほうが参考になるかと思います。

私は特に速いわけでもなく誰かに理論を教わったわけではありませんからね。

このブログはあくまで完全素人、万年初心者と自負しているような私の記事なのでそんな意味合いでご覧いただければ幸いです。

視点が高くなる

サドルにドカっと座ったポジションと、ダンシングのポジションとでは頭の高さが変わります。

よって視野が広くなり周囲が見やすく危険回避につながると思います。

自転車通勤の時間帯は学生や買い物へ向かう方々が行き交う市街地を走ることもあり、通勤時間だと1分1秒先を急ぎ黄色信号でも何かに追われるように勢いよく交差点に侵入してくる自動車なども見かけます。

安全確認をせずに交差点に侵入するケースが事故につながることは皆さまご周知かと思いますが、視点が高くなるとそんな挙動の危険な存在の気配を察知しやすいと思いました。

心拍とスピードが上がりすぎない

快適に走れる環境だと思わずスピードが出過ぎてしまっていたなんてことありませんか?

ペダリングをダンシングで指定することで頑張ってスピードを出そうとすると、力を入れて踏んだり回したりしなければ行けないのでパワーが必要となり疲れました。(もしかして私が上手でないからかもしれません…)

それと伴って心拍が上がってしまい持続することが難しくなりゴールまで辿り着けなくなってしまうのです。

ゴールまでのペース配分を考慮すると必然的に効率良くダンシングしようと意識が高まります。

実際ゴールに辿り着いた際のログのパワー表示を見てみるとミニベロで買い物をしていた時と同じ心拍とパワー配分だったことにある意味ショックを受けました。

バイクコントロールがしやすい

サドルからお尻が浮いた方がペダルの荷重移動、ハンドル操作がしやすく、前後輪を浮かせやすくなったりします。

これは路面状況や障害物などに対して咄嗟の回避行動がしやすくなることにつながります。

お尻にやさしい

リングライドや過酷なトレーニングでお尻を痛めてしまっている場合、サドルからお尻が離れて乗れることでダメージがなく自転車に乗ることができます。

日頃お尻にうけている傷の回復にも役立つこと間違いなしです。

以上のことから

これらは俗に言うヒルクライム中での休むダンシングの要領につながるのではないかと考えます。

サドルに座りシッティングで坂道を頑張って回す筋肉、ダンシングで勢いをつけて駆け上がる筋肉、この2つたは違う脚の使い方。

脚の力を極力使わずに自重を上手にペダルに乗せて進むことでヒルクライム中に進みながら休憩をすることができるようになる練習につながるのではないかと感じました。

自転車通勤で負荷を上げるトレーニングというよりは、リカバリー走を兼ねて安全にバイクコントロールを培うような目的でしょうか。

ダンシングをするとすぐに疲れてしまう、長く持続することができないという方に強制的なダンシング縛り、とてもオススメです。

「そもそも長く継続できないんだよ!」とお怒りの声も聞こえてきそうですが、そんな方にはコチラの本もオススメです。

ダンシング縛り、何よりやっててなんとなく楽しいので自転車通勤に取り入れていきたいと思います。

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