坂バカ鍼灸師のQすけです。
以前から悩んでいたMTB購入について葛藤していたことをアレコレ吐き出していきます。
今回は車体選びですが、今後さまざまな買い物で起こり得る悩みでもあったので自転車に関わらずとても良い経験になりました。
本当にマウンテンバイクは必要なのか
私が所持している自転車はヒルクライムがラクな軽量ロードバイク、ロングライドやグラベルを走れるオールロードバイク、電車移動もできるミニベロ。自転車に興味のない方に尋ねたら「これ以上いらないよね」と思われること間違いないでしょう。
しかし悪路を走破していく楽しさは変え難いものがあり、グラベルロードで走れこそはしても悪路を楽しめるかと言われると全く別モノなんです。
日常生活で必要かと言われると、全くもって必要ではありませんね。
しかしこれは趣味の話。
例えるならサーフィンのサーフボードが日常生活に必要かと言われると全くもって必要ではありません。スノーボードやスキューバーダイビングのボンベなども同じではないでしょうか。
趣味を楽しむ道具です。
要するに「必要なものなのか?」と問われると「日常生活で必要ではない」。だけども「欲しいものなのか?」と問われると「とても欲しい」
これが答えの一つではないかと思い買うことを決意しました。
中古車か新車か
MTBについては悪路を走りキズがつくものなので、整備状態に信頼をおけるのであれば私は中古車の選択となります。
したがってお世話になっているショップの中古車の中から選べることになりました。
中グレードor上グレード
選択肢は2つ、両車ともScottです。
中グレードのアルミハードテイル。
7年前の車両でセミファットタイヤを装備して走破性は抜群でした。重さはありましたがフロントシングルなのでどこでも登れるような印象がありました。タイムを競うというよりは走りを楽しむような一台でしょうか。
上グレードはカーボンフルサス。
3年前の車両ですがXCレースに出てタイムを競うようなScottの最上位グレードです。控えめに言って私にはオーバースペックな1台。
どちらがいいか…ちなみにお値段も4倍ほど違います。この選択は自分がどこまでのフィールドで楽しむかで決まるのでしょう。
当面の目標は「SDA王滝100km完走」これを店長に話したところ、圧倒的にラクなのは後者のカーボンバイクだそう…
フルサスを買った後にハードテイルに買い換える方もいらっしゃるそうな。それを考えるとアルミハードテイルのコスパは抜群なのです。
しかしハードテイルを購入した後にフルサスバイクが欲しくなること…「やっぱりアッチがよかったなぁ…」と羨ましくなってしまうのは乗っていて悲しいのです。
迷った時は良いほうを選べ。の精神で妥協せずにフルサス、これ以上ないくらいの良いものを選択した気がします。
値段の差はありますが長く楽しめば楽しめただけコスパは良くなりますからね。思う存分楽しむだけです。
何より日常使いと言っても軽さは正義。MTBのサイズやパーツは大きいので重くなりがち。車のルーフキャリアに載せる際や、今後輪行を視野に入れた時にカーボンの軽さが心強く感じることがあるはずですから。
実際に私の非力な腕力でもルーフキャリアに乗せられた時は安心しました。
以上、購入に至るまで朝から晩まで悩んでいた日もあるくらいの考えをココで吐き出しました。
今後もモノを選ぶ際にこの考えが当てはまるのではないか…とMTB購入で自転車に教えてもらいました。
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