日光白根山コース:ツール・ド×10000UP

坂に会いにいく

坂バカ鍼灸師のQすけです。

The PEAKS2Daysに向けた練習として10000UPセルフイベントに挑戦してきました。

ツール・ド×10,000UP in Gunma
サイクリストを虜にする「10,000UP」。百名山に数えられる日光白根山、至仏山、武尊山、谷川岳、赤城山の標高分を駆け上がる5つのコースをご用意しました。これだけ広域に渡り、ハードで走りがいのある環境が関東最北端にあります。「新しいチャレンジ」を欲しているサイクリストの皆さま、ぜひ6ヶ月限定の企画をお楽しみください。

1日目【日光白根山+谷川岳】219Km /4800mUP

2日目【至仏山+武尊山】198km/4844mUP

2日間で417km/9644mUPというスケジュール。

The PEAKSのご縁で集まった総勢15名。ど変態や変態カテゴリーの神のような方々が集まる中、一般枠の私も混ぜていただきました。

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5:00スタート〜CP1

日の出からまもない時間ですが「サイクリストの朝は早い」

時間通りに続々とメンバーが集まってきます。

この時点では夏用ジャージ一枚で暑くもなく寒くもない、ちょうど良い気温です。

日光白根山コースでは最も標高のある白根山を目指してスタートします。

さすがThe PEAKSのメンバー、平坦を走るようなスピードで坂を登り始めます。

背中に「ゆるポタです」と書かれたジャージを纏いながらTTバイクをゴリゴリ言わせて談笑しながら登っていく方もいらっしゃるのです。恐ろしい…

早朝では車の交通量も少なく快適に走れました。

涼しい木立の中を登っていくのは気持ち良かったですね。

CP1花の駅・片品

1時間ほど走ったあたり先頭集団の最後尾でダウンヒルをしているとCP1花の駅・片品へと近づきます。

減速の合図をしても皆さんに伝わらない…前に出て伝えようにも速すぎて追いつけない…と先頭集団はCP1をスルーして行かれてしまわれました。

この時点でツール・ド×10000UPイベント目的を兼ねるメンバーが絞られました。

がめつい私はプレゼント欲しさに必死ですw

CP2道の駅尾瀬、かたしな

アップダウンで30分ほど走ってすぐにCP2です。

先頭集団の背中を捉えますがCPをスルーされており、トイレ休憩も兼ねるのでここで千切れます。

さすが連休だけあって車中泊の車が多かったです。

このあたりから日差しが強くなり暑さを感じ始めます。

CP3丸沼高原センターステーション

CP2から白根山を登る本格的なヒルクライムが始まります。

しかも序盤は照りつける日差しを遮るものがない私の苦手な道のり…

「陽にあたると死んでしまう…」というあの鬼の気持ちがわかる…なんて考えながらマイペースで登っていると、白根温泉街に入ってくるあたりから清流が流れる木立の中を心地良く走れます。

この形のトンネルをくぐると「日光に来た…」と思います。

1時間ほどのヒルクライムを終えてCP3の丸沼高原センターステーションに到着。

センターステーションの中まで入り少し辺りを見渡してみましたが完全に仲間達とはぐれてしまいました。

さっき「金精峠がどうの…」って言っていたので、もしかしてさらに登って行ったんじゃなかろうか…オソロシイ

ThePEAKSど変態の方々なので、じゅうぶんあり得る…と思いながら単身下り始めます。

CP4吹割の滝

折り返してCP4に向かう地点で合流できるだろうと考えて下り始めました。

ここから見渡せる山の稜線が綺麗でしたね。

吹割の滝は前回の【赤城コース】でのCPでもあり、その時食べたイワナの塩焼きを食べながら皆さんを待つことにします。

イワナの塩焼きで塩分チャージ

その頃皆さんは先ほどのセンターステーションでソフトクリームタイムだったそうです。

今回は観光はせずに入口のフォトチェックだけ。ちょうど皆さんと合流してリスタート。

しかし皆さんの速いこと…

頑張ってついていくと 2コース目の体力が尽きる…と考え千切れてECO走法へ切り替えると再びボッチ旅の始まりです。

CP5貝野瀬ビューポイント

ここも【赤城コース】でのCPでしたね。

気温はぐんぐん上昇して36℃表示くらいはあったと思います。

日陰がない…

CP6道の駅あぐりーむ昭和

【赤城コース】の発着地点でした。

この日も家族連れで駐車場はほぼ満車でしたね。

11:00前後だったのでレストランが開く時間…しかし誘惑に負けずにリスタートです。

ようやくここから木立の中を走るエリアがでてきます。

日差しの中はペースを上げて、日陰の中はユックリ走る作戦発動です。

休憩

ふと信号待ちで交差点のコンビニから仲間から『Qすけーーーー!』と声をかけていただき気づきました。

手足の痺れや、ふらつきなどの熱中症の予兆を感じていたので助かりました。

ここでインタークーラー作戦です。

不織布にロックアイスを詰め込んで首の付け根のサイクルジャージの中へ入れます。

本当に暑い時にコレは効きますよ。

走行中も一定時間は快適に走れて、思ったよりも持続性がありました。

どこかで 1コースが終わったら昼食と考えていたので、おにぎりを1つ頬張りリスタート。

少し復活したので皆さんと同じペースで走れました。

CP7道の駅矢瀬進水公園

快適なペースで楽しく走っていると絶景の田園エリアに。稜線を眺めながら快適に走れる気持ちの良い道でした。

このまま次のチェックポイントまで走れたらイイなぁ…なんて走っていたところ…

「ん…次のチェックポイント…ってどこだっけ?」

あ、やばい!

そうだ、皆さんはCPスルー組でした…

なかなかに戻るハメになってしまう…「イベントはまたにすればいいか…?」なんて心の声もありましたが、意を決して単身引き返します。

10kmないくらいでしたが引き返してCPクリア。

ボッチ旅の再開です。

CP8薄根の大クワ

炎天下の中たどり着いたCP…

名前も気になっていたのですが、看板の隅に貼られた真新しい貼り紙が気になってしまい1秒でも早くこの場を離れたかったのです。

ボッチで遭遇したものならシャレになりません。

なので、薄根の大クワなる天然記念物は未知なるままです。

ゴール道の駅川場田園プラザ

アップダウンを繰り返しスタート地点の道の駅にゴール。

スタート前の閑散とした道の駅は、駐車場に入りきらない大渋滞の列を織りなす人の多さでした。さすが全国一位の異名をとる道の駅です。

13:00前にゴールした時のサイコンの気温が40℃。目視した最高気温は44℃。天気予報でも「記録的な災害級の暑さ」とも言っていましたね。

これは危険な暑さと判断して残念でしたが、安全第一を重視して2コース目はDNSとなりました。

ただ単身2コース目をスタートされていた猛者の方もいたので、すぐさま追いかければよかったと後悔する自分もいます。

残り3つ。遠征費もかかるので、できれば次でまとめてクリアしたい。

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