坂バカ鍼灸師のQすけです。
ここしばらく悩んでいた右膝の痛みの原因がどうやら判明してきました。
先日、足趾の動かし方や全身のストレッチで多少の痛みが緩和したこともあり、このまま自然回復なるかとも考えてましたが、どうやら自転車に乗るとまた痛むような気もする。
グラベルバイクでのSPDシューズにもSPD-SLシューズに使用しているインソールを購入したほうがよいのか…とも悩みました。
ん?待てよ…
自転車に乗ると痛くなる?インソール?
ということはクリート位置があってなく膝に負担がかかっていたのではないか?
でも今までロードでは200km、グラベルロードでは100kmを走っても問題がなかったのに、なんで今さら?と考えていました。
クリート位置は1度合わせたらそのままバッチリじゃないか?
と思いますが、どうやらそういうわけでもなさそうです。
まぁあくまで素人考えの持論としてお聞きいただければ幸いですが、サドルやハンドルの高さなどバイクフィッティングも時間とともに変わっていくことはありますよね。
走れる速度や距離が上がってくることで筋力が鍛えられて脚や身体の使い方が変わってくることは考えられます。
サドルやハンドル、そして今回のクリートなど平均的にみて大まかな調整範囲というのはありますが、身体の大きさや使い方が全く同じな人はいません。なので鍛えられて研ぎ澄まされていくにしたがって微調整というお手入れが必要になるのではないかと思います。
私の場合は過去にバスケットボールをやっていたせいか、膝が内側に入り足先に向けてハの字のような形になります。
従ってペダリングをした際に膝のお皿を真っ直ぐに向くようなクリート位置の場合は、下腿が外側に開くように向いていたのです。
その状態で意識して引き足を使って見ると、痛めているハムストリングの部分に違和感が現れました。
試しにクリートの動く範囲で調整前に内側に絞りながらペダリングしてみると違和感は消えます。
原因はこれだ!
下腿が真っ直ぐに向くようにクリート位置を内側に向けて調整、ペダリングした際に膝が内側に絞られますが母趾球に力が伝達することが実感できます。
早速SPDも同じように調整。
すると順調に膝の違和感が消失してきています。
ロードバイクではパフォーマンスを発揮するためにはミリ(mm)の単位で調整が必要になるそうです。
私はタイムを計るような競技を行うわけではありませんが、痛みなく楽しくラクに自転車との一体感を楽しみたいので、自分の身体からの声に耳を傾けながら微調整を繰り返していけたらなと考えます。
要するに調整位置に正解はなく人それぞれで変わり、それも身体の使い方によって変化するものなのかもしれません。
こうやって身体の使い方が変わってきたのも、日頃愛情をもって(?)シゴいてくださる剛脚の方々のおかげなのだと感謝に尽きます。
微調整を繰り返すことで脱皮をするかの如く成長をして、抜きつ抜かれつで復讐…
いや恩返しをしていけたらいいなと思います。
クリートの再調整が必要な理由でした。
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