ポッキリ折れる

自転車が教えてくれること

坂バカ鍼灸師のQすけです。

今朝は日の出と共に出発し200kmを目指す予定でした。

前日の予報は晴れ。南下する往路は北風によるフォロー(追い風)基調、復路も南風によるフォロー基調と絶好のライド日和…のはずでした。

バタバタとロングライドの準備をして、日焼け止めも塗り、補給食も持ち愛車を抱え玄関を出たその時!

「おや…暗い…?」

雨こそは降っていませんが曇天。

「まぁ陽が出てきて晴れるらしいし、行こう。」と思って路面を見るとまさかの超ウェットコンディション。

どうやら…ついさっきまで降っていたようです。

ロングライダーや剛脚の方々はこんなウェットコンディションなどものともせずに出発なさるのでしょうが、貧脚の私は完全に心が折れました。

そうです…ポキッと、胸の中で何かが折れる音がするというアレが聴こえましたよ。

ひとまず家族が眠っているので忍者のように音と気配を消して家に戻ります。日焼け止めを塗った顔のまま路面が乾くまでふて寝します。

2時間ほどストレッチをしながら時間を潰してリスタート、あぁ…やはり舗装路でのロードバイクの実走は楽しいですね。

私は競技をしているわけではないので基本的に心も脚も弱いのです。誰かと競っている時や坂を登っている時にもポキポキ心が折れる音がします。

そんな弱い自分というのも逃げずに認めて進んでいけたらな、と完全自己肯定しながら雨上がりのライドを楽しんでいました。

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