フィニッシュラインWAX:チェーンルブ

フィニッシュラインWAX メンテナンス

Qすけです。

チェーンルブ、オイル。

あっちのオイルはどうなんだろう…と、使い切る前に増えてしまうことはありませんか?

試してみたいモノはたくさんありますが、棚に増殖していくことが目に見えているので使いきってから次の蓋を開けることにしています。

WAKO’sのSPEEDが切れた今、その時がきました。

今回はフィニッシュラインのWAXです。

「汚れがつきにくい」とオススメいただいたので、WAXタイプに初挑戦。

初めてのフィニッシュライン。まずは噂に聞く『蓋が開かない問題』の洗礼を受けました。

押しながら捻るのだろう?と思いつつ回してみるとスカっと空転してしまう…Twitterでアドバイスを募ったところ瞬時に回答いただき即解決しました。

押しが甘かった…です。「押しながら回す」であっているので安心してください。

話が脱線しましたが、本題のチェーンルブです。

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注油方法

基本的にはオイルタイプのルブと同じで、いつものようにシッカリと洗浄して水置換として一日干してから注油します。

注油口が大きめのように思えるのですが、おそらく目詰まりを防ぐためのように思えます。分離沈殿している成分が口に詰まってしまうことがありましたので使用前はよく振って攪拌しましょう。

私の場合、保管場所が冷えるせいか分離が強い気がするので、注油前に軽く湯煎をしてから攪拌して塗布するようにしたら目詰まりは皆無になりました。

液状なのでオイルと同じように一コマずつ注油して驚いたのは、すごくサラサラ。粘性が全く無く水のように滴っていくのでコマ内への浸潤が早いのかもしれません。

しかしこのオイル、匂いが独特すぎます。

なんというか一時期サンオイルで流行った「コパトーン」にも似たココナッツオイルのような匂いがします。

工業的な匂いではなく、ちょっとオシャレ…と好きな感じ。

ちなみにフィニッシュラインの緑色は「床屋の匂い」がすると聞いているので気になってます。

話は戻りますが、このWAXタイプ。

そして固着が早い!

今までのオイルタイプだと浸潤を狙うために1日ほど干しているのですが、WAXは1時間もあればいいかもしれません。

固着すると白い皮膜ができて名前のとおりMAXが形成されます。

固着後に直接触れた感じもベタつきがありませんので、これが汚れを付着させない理由なのでしょう。

使い心地

心なしかモタつくようで乗り出しが重い…それもそのはず固着したワックスが馴染むまでは仕方がないように思えますが、慣らし運転が終わるとモタつきはなく、それはもう快適です。しばらく走ってチェーンを触ってもベタつきや汚れがありません。

そもそもWAKO’sの方が言うには「チェーンの黒ずみは化学反応の色でもあるので完全悪でもない。」とのこと。砂やゴミが付着した場合は別ですが、正しくオイルが塗られている証拠でもあるらしいのですが、汚く見えるのはイヤ…

このWAXの場合、本当に黒ずみが少なくメンテナンス時期に悩みます。ショップの店長が言うには200kmあたりがメンテの目安で、効果が薄れてくると「キリキリ」と軋むような音が出てくるらしいです。

私はもともと200kmくらいでチェーンメンテを行う習性なので今のところ不具合は出ていません。

あとはルブと比べて水に弱いらしいです。基本的に雨を避ける習性なのでどのくらい弱いのかはわかりませんが、ざざ降りのような水が滴る雨量でなければ問題はないというレビューを見かけました。

オススメの方

砂利道などドライなグラベル走行が多い方、うっかり触ってチェーンタトゥーをつけたくない方や、なるべくチェーンの黒ずみを見たくない方、人とは違う匂いを醸し出したい方などに是非オススメです。

①匂いがオシャレ②汚れがつかない③浸潤時間が短い、というのは抜群に気に入っているのでいろんなオイルを使った後にコレに戻るかもしれません。

次はセラミック入りを試してみたい気もします。

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