坂バカ鍼灸師のQすけです。
半年ぶりくらいに筑波の加波山に登ってきました。
頂上にはパラグライダーの発射台がある山です。斜度がキツイ区間もありますが、自然豊かなロケーションを静かに登れる山なので個人的に大好きです。
以前の加波山での車載動画です。どうぞご覧ください。
しかし先日のレッグウォーマー食い込み事件が起きた日でもあり、右足にジワジワと違和感が起き始めていました。
登っている最中はまだ何が原因かわかっておらず「なんだか調子悪い…」くらいの感覚でした。ツラい…苦しい…不調となると自然と口角が下がりますよね?
先日、脳科学の分野で興味深かった話の一つとして「口角が上がると力が入る。」という研究でした。
実際に試してみると口角を下げた時と上げた時、首や肩につながる筋肉の緊張する具合が変わるのが感じられませんか?
この作用によって身体に伝わる神経伝達が変わるのではないか、という研究結果です。
要するにツラい…苦しい…なんでこんなことに…と口角が下がっている時よりも、イイぞ!楽しい!面白い!気持ちが良い!と口角が上がっている時の方がパフォーマンスが上がるそうです。
そんな経験ありませんか?
疑似体験として、面白くない時間は長く感じ、楽しい時間はアッという間にすぎてしまう。コレは集中力が高まっているからという背景もあるそうです。
何が言いたいかというと、ヒルクライムなどでツラい時間を耐えなければいけない状態こそ口角を上げましょう!という事です。
「ツラい時に笑えるか!?」と怒られそうですが、コレは笑っているフリでも効果があるそうです。
戦っている自分を褒め称えるかのように口角を上げてみてください。
「あれ?いつもよりタイムが良い?」「なんだか今日はラクだったかも…」なんてツラい区間を登りきるためのパフォーマンスを発揮できるかもしれませんよ。
実際、私も思い出してラクに登れたような気がします。
かの格闘家は「バカになれ!」と言ってましたね。
そうだ、ツラい時でも笑っていられるバカになろう。
そんなことを飛び立つパラグライダーを眺めながら考えてました。
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