坂バカ鍼灸師のQすけです。
SNSのフォロワーさんや輪友の方々からの情報をもとに行ってみたかった風張林道です。
風張林道って名前で想像してみてください。風が吹き抜ける林道を気持ちよく走れるイメージが湧きませんか?
また性懲りも無く情報も調べもしないでお邪魔した結果、トラウマに近い経験となった記憶を記していきます。
いつものように輪行で武蔵五日駅をスタート。
酷暑の夏でしたが木立の中は涼しい。奥多摩らしい道を快適に進みます。
T字路を左折すると都民の森方面。ここを右折。
しばらく走ると噂の豆腐屋、ちとせ屋さんを発見!
まだそんなに走っていませんがタイミングよく行列がなかったので気になっていた豆乳とドーナッツで休憩。
食べていたらあっという間に大行列!並ばずに買えたのはホントにタイミングがよかったんですね。
どんどん暑くなって38℃「早く林道の木陰に入りたい…」と思いながら登っていると
【夏地】というバス停を発見。マヂで夏日なんですわぁ…
風張林道入り口までは下ることはなく、激坂こそなくても常に登り。
信号もなくて走りやすい奥多摩らしい景観です。
いくつか交差点がありますが基本的に道なりに直進。
こんな民家の中も進んでいきます。そうそう、自販機はほぼなかったイメージなので要注意ですね!
渓流の脇を走ったりしますがサイクルウェアのままドボーーーンとしたくなるような暑さ。日陰から出たくない。
見覚えのある石垣が見えたと思ったら、よく写真で見かける林道の入り口でした!
正直ここまで快適なヒルクライム。ここからもこのくらいの斜度で木立の中を快適に走れるものだと思っていたのです…そう、ここまでは…
さぁ風張林道の始まりです。
そうそう良い感じ♪この木陰の中を走りたかったのです!なかなか勾配があるな…14%か…先に終わりが見えないぞ…?
林を抜けると美しい稜線がひらけます。
え?チョットマッテ…先が見えたけど、この登坂いつまで続く?
このヘアピンを曲がると登りが終わってる…だろう…きっと…
ウソでしょ…最大20%オーバー…そしてまだまだ終わりの見えない登坂が続く…
この先の二股を道なりの左に進むと民家に入ってしまうので要注意。そうです勾配のきっつい右に進むのが正しいルートですよ。
私は間違って左に進んでしまったので仕方なく…Uターンするため足つき。
景色がキレイなので必殺「写真deキューケー」
もう下りたかった気持ちを抑えて、先ほどの分岐を右に進んでリスタート。
さらに本格的な林道へ入ります。
するとどうでしょう…視界に群がるおびただしい数々のメマトイたちの多さよ。フェイスカバーとアイウェアで防いではいましたが、顔に群がる数が尋常ではない。さすが大自然の林道…そうだ!携帯していたハッカスプレーをフェイスカバーに噴霧すれば寄ってこなくなるのではないかとプシュッ。
「フフフ…これでどうだ!」
効果はイマイチのようだ…虫にはモテまくり。
今日ほど「メマトイたちを千切れるような剛脚が欲しい…」と思ったことはないだろうというくらい自分の貧脚さに悔しさを覚えた日でしたね。
SNSで見かける場所に辿り着いたので写真に収めました。今思えば向こう側は断崖絶壁なのでバイクが倒れでもしたら取り返しがつかないことに気づき青ざめました…写真を撮られる方は十分に気をつけましょう。
絶景スポットを過ぎたら残しところ5kmほど。メマトイにまとわりつかれながらリスタート。
曲がれども登坂が終わる気配がなく10%~15%という区間がホイホイ現れます。
車通りの音が耳に入るくらいで「やっと勾配が緩んだ…」と思ったら登坂終了。結局【ちとせ屋】さんから登りっぱなしのルートでした。
爽やかな林道と思ってお邪魔しましたが、地元の方々が「ヤバい場所」というのが身にしみてわかりました。なんでも【東の四天坂】の一つという肩書きもあるとか…スリリングで凶暴なヒルクライムコースでしたね。こんなところをよく走られている西東京の方々の強い理由がわかった気がします。
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