坂バカ鍼灸師のQすけです。
高強度負荷を毎日続けてみて感じたことはパワーを維持するためには筋力も重要ですが、正しいフォームでパワーを伝達できているかが重要だと今さら気づいた素人は私です。
そこで今更ながら気づけたことを順番に書いていきたいと思います。
タイトルにある足底の意識ですが、SPDもしくはSPD-slのクリート位置を調節する際に母指球の位置を目安とする場合が多いと思います。
この位置をペダルの軸付近の目安に調節するケースが多いですよね。もちろんこの位置付近が【軸】となりますよね。
この軸から力を連動していく箇所をイメージしていくことが今回の気づきです。
どういうことかというと「腰が」「股関節が」と話を聞いてきていましたが今いちピンときていませんでした。今回、毎日のように負荷をかけ続けてみたところ気づいたのはペダルの付け根の【次】の部分。
踵でした。
踵というのは踵骨という骨でできています。この踵に感じる感覚も重要だったということです。
どういうことかというと、引き足の場合には足を引くので踵の後面に負荷を感じますよね。ここまでは以前も感じていたのですが、踏み足の際に踵の前方に圧を感じているか…
上死点から下死点にかけては踏み足となります。ここで母指球、つまりペダルの付け根に意識がある場合には踵の位置(足首の角度)が動いて力が逃げてしまうように思いました。
この踏み足の際に踵前面に意識を置くことで自然と足首の角度が固定されるようになったのです。
以前は「足首を同じ角度に固定するように。」と話を聞いたこともあります。しかし理屈はわかりましたが持続することが難しく、自分には癖をつけることができなかったのですが、今回踵に感覚を置くようになると自然と足首の角度が動きにくくなりました。
自然と足の向きもスムーズな方向へと固定され、やや内側、決して外方向には開かなくなりましたね。
力が逃げにくくなりパワー伝達のロスが減る。すると足底の感覚が冴えてインソールの硬さや反発に気づくことができており、ペダリング効率が上がってように感じています。インソールがカーボン素材で反発力があることの意味を改めて実感することができました。
ソールスターはやはり相性が良さそうです。
上手な方々には当然のことかもしれませんが、私は最近負荷をかけ続けることでようやく気づくことができました。
一つの改善点を発見することで他の場所にも「こうしたほうが良いのではないか…」と波及しており、すでに膝付近にも見直すべき点を気づきつつあるので後日書いていきたいと思います。
人と競うわけではありませんが上手になりたいと願いつつ研鑽していきます。
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