坂バカ鍼灸師のQすけです。
先日SHIMANO12sのスプロケを分解洗浄していた時のことを書きます。
まず初めにコンポを載せ替えてから今まで3、4回ほど分解、洗浄、取り付けを行っていました。
10S、11Sともクリーニングの際はセルフメンテナンスで問題なくクリーニングできていました。
がしかし、今回取り付けした後の試走にて「ヌルっヌルっ」っとペダリングしていてチェーンが飛ぶ…
おかしい…
見た感じスプロケの歯もキレイに並んでいるし…
もう一度分解してみることに。
スペーサーの数
ネット情報で調べて早とちりしてしまった情報として「スペーサーが5枚」
取り付けていたのは4枚。
「私のことだから洗浄している時に一枚紛失してしまったのだろう…」
そう思い焦りながら近所のワ○ズさんに在庫確認。
「現在12sのスペーサーの販売はありませんね。」というご回答。
「むむむ…スプロケ一式を購入せねばならないのか…」
いや…ちょ…待てよ?
スペーサーの数が合わないのならば、スプロケの固定、ロックができないんじゃないか?
そうです。スペーサーが5枚なのは11s。間違えて調べていました。
12sはスペーサーが4枚であっていました。
「紛失はしていなかったぞ!エラいぞオレ!」
ではなぜチェーンが飛ぶのか…?
それは12sではスペーサーを取り付ける順番に問題がありました。
スペーサーを取り付ける順番
スペーサーを4つ並べて見てみると12sの場合は薄い作りが一枚だけあります。
最も大きいカセットのヤツには不要、次のモノから一枚ずつスペーサーを挟んでいきます。
最も外側、トップ側に必要なスペーサーが薄い1枚になります。なぜかというと見てみるとギアの作りが、この一枚だけ内側に厚みがあります。
この厚みの分だけスペーサーが薄くなるんですね。
トップまで装着してチェックをしてみると、正常にしなやかに変速ができることを確認できました。
しかしこのスペーサーの作りは今回の件で気がついたのですが…コンポを12s化してからの今まで分解、洗浄して不具合が出なかったのは奇跡的にスペーサーの順番があっていたのには驚きですね。
スペーサー以外のもの
分解、洗浄する際にスプロケを外した時にポロッと剥がれ落ちたスペーサーのようなモノ。
ロックリングに使うワッシャーのようにも思えたのですがサイズと質感が違う…
実は最も大きいカセット部分の内側と外側に接着されているスペーサーに似たワッシャーのような保護膜が付いています。
やはり11sとは作りが微妙に異なるんですね。
今回も自分で触ってみて
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