ThePEAKS 【試走】Round12赤城

PEAKS奮闘記

坂バカ鍼灸師のQすけです。

The PEAKS round12赤城2が近づいてきました。

ヒルクライムレースなどでも有名な赤城山。よく走られている方はコースレイアウトなど想像がつくかと思います。

しかし私は一度も走ったことがないので全く想像がつかず、コースを知っている輪友の情報では「とにかく長い…」「飽きる…」「修行の時間…」という意見を多く聞きます。

家族からも送り出してもらうこともできて今回運よく試走できるチャンスが到来!

3日前の600ブルベのダメージは残りますが、この機会を逃すと天候などのタイミングを含めてぶっつけ本番となる予感もするので強硬試走してきました。

あくまで県外の素人意見で、情報が曖昧な部分もありますが何かのご参考になれば幸いです。

当日は山頂スタート→ST1へ下る、登り返して→ST2 ST2→スタート地点(CP1)、ST3へ下ってST4、ST4→GOALといったコースレイアウト。

今回私は

  1. ST4→GOAL地点
  2. GOAL地点→ST2
  3. ST2→CP1
  4. CP1→ST1

といった具合でST1からの登り返しはありませんが全コースの雰囲気を把握する計画です。

今回の実走とは異なりますが大会当日と同じ順番で記していきます。

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START→ST1

①の部分ですね。

山頂スタートと言っても火口の形状から凹みがあるので全コース必ず下る前に多少でも登ります。

下る前に目安となるカーブ数の標識を確認してみました。

ST1の登りが終わる目安は69です。ここから長い下りが始まります。

標高約1500mでスタートは530。この時間のダウンヒルは冷え込みが強そうですのでウェア選択でダメージを最小限にしておきたいと思いました。

ひたすら…ひたすら下ります。

この時点で「これを登り返すのか…」と考えながら苦笑い。

先ほどのカーブ数標識ですが、あくまで目安として考えることにします。

なぜならカーブ標識1で下りが終わるのかと思いきや、ここからの下りがさらに長い…

ST1に向かう左折信号までほぼ下りと考えてもいいと思います。

途中、交差点もあるのでスピード減速と車や歩行者の飛び出しに要注意ですね。

道の駅案内表示が目安になるかもしれません。ここを左折するとST1のセブンイレブンに向かい左手に看板が見えてくるはずです。

今回はここで登りかえさずにST4方面に向かいました。

START地点→ST2へ

青木旅館をスタートする前に補給していると後ろから「Qすけさん?」と。

R11奈良吉野でハンガーノックから私を救っていただいた輪友、ヒデさんが!

ヒデさんはブルベスターで安定した走力を持つ頼もしいお方。

ヒデさん、良い脚してるでしょう?

山頂で前泊してこれから試走スタートだそうで「旅は道連れ」ご一緒させていただくことにします。

③の部分です。ここが長い…

赤城大沼を右手に青木旅館をあとにしてST2へ向かいます。

個人的にはこの③④⑤エリアのルートが路面の荒れている区間が多いと感じたので、パンクリスクや転倒に注意が必要だと思います。

大沼を進むとT字路となり左へ向かい登り始めます。

沼田市の看板が見えたらダウンヒルの始まり。

カーブの標識を確認すると52。あくまで目安ですがご参考までに。

まぁこのダウンヒルが長いこと長いこと…

ガツンっとくる勾配をあんまり感じなかったのが幸いですが、この長さを登り返してくることになるので覚悟が必要です。

山を2つクリアするルートなので長い下りの後に登り返し、もう1つ下ります。

長いトンネルがあり車の往来も多かったのでライト点灯にご注意ください。

緩やかな傾斜がある長いトンネルがあります。行きはいいけど帰りがシンドい…

お豆腐屋さんの看板が見えたら右折してST2利平茶屋森林公園へ登ります。

ここの登りで走行待ち合わせ(必死で追走)したレモン姫とようやく合流できました(大変お待たせしました)

比較的一定の勾配で登ると鳥居と石橋があります。

この石橋も深い溝があるのでタイヤがとられないよう用心なさってください。

レモン姫曰くここから斜度が上がるとのこと。

たしかに13〜17%位の表示が続いていたような気がします。

ヒーコラ登ってST2へ到着

CP1へ

④⑤の区間です。

④の区間。このダウンヒルは道幅も狭く、たまに車の往来があるのでスピード注意でした。

石橋のグレーチングにもご注意くださいね。

今回は曲がり角のお豆腐屋さん【赤城とうふ すみれ屋】で補給休憩。

この時点でお腹のエンプティーマークが点灯していたので私の場合は補給注意報です。

このお豆腐屋さんが大当たりで美味い!安い!早い!そして植物性タンパク質の塊!

できれば当日も補給したく時間的に余裕ができるように頑張りたいところですが、豆腐食べててタイムオーバーとか洒落になりませんね…

⑤の区間が私は最もツラく感じたかもしれません。

皆さんがおっしゃっていた「長い…」「飽きる…」というのがよくわかりました。ひたすら淡々と登ります。

幸いだったのが天気がよく景色が素晴らしかったことと、レモン姫が併走してくださったこと。

世間話をしながら談笑していると、気がつかないうちにカーブ数をクリアしてワープしたような錯覚に陥りました。

独りで登っていたら苦痛度が増してまさしく修行のような時間だったかも…

それに談笑ができるくらい一定の呼吸と負荷で登り続けるのがコツだったりするのかもしれませんね。

当日も談笑パワーが発揮できることに期待したい…

そして長い直登区間もあるので、これがカーブ数があてにならない理由の1つです。

もうね…こうなると道の先は見ないで前輪の少し先に視点を固定する作戦発動。どうやらレモン姫も同じ作戦と意見が一致しました。

ここでThePEAKSジャージをきたローディー方と何人もスライド。本番のような気分にもなっていた矢先に見覚えのあるバイクが。

R11奈良吉野バスツアーでご一緒させていただいたスイカさんともスライド。

事前に待ち合わせたわけではないのに仲良しさん方と逢えて気分が上がります。

52のカーブ表示をパスして赤城大沼までダウンヒルの始まりです。路面の荒れに気をつけて青木旅館まで戻ります。

ST3→ST4へ

⑥の区間

再びST1までの長いダウンヒルを下ります。

ST3となるセブンイレブンからST4への道のりがなかなかの距離と繰り返すアップダウンがあるので、なるべく踏まずエネルギーの消耗がないようにしたいと思います。

ラストは最も勾配のある区間が待っていますからね。

ST4→GOAL地点

⑦の区間。いよいよラスボスです。

セブンイレブンを後にしてひたすら直進。右手に道の駅をパスして、赤城神社の標識のある交差点を左折してヒルクライムスタートです。

先にお話しておくとここのカーブ標識は99まで。

92くらいまでが登り区間ですが、その後にも直登があったり終わったと思ったはずのフェイント登りがあったりするのであくまで目安として。私は100くらいの意識でいます。

路面の荒れは少なく路肩も広いので走りやすかったです。

「あぁ、気持ち良いな。」なんて登っていても斜度10%くらいがチラチラ表示されてました。

この日は最初に登ったので元気でしたが、本番はラストのヘロヘロ状態で挑戦することになるので大変そうです…

登り続けていると分岐があるのでご注意を。ココは右です!うっかり直進して赤城神社でご参拝するところでした。

左手の赤城山オートキャンプ場がST4となります。

登山口入り口を過ぎたあたり、カーブ標識40くらいから80くらいまでの勾配がキツくなるイメージでした。おそらく20%表示もあったような気がします。サスガピークス…後半の最もツラい場面にキッツいのをご用意してくれています。

カーブ標識60を過ぎたあたりから富士山が綺麗に拝めたので、自転車を立てかけてスマホを構えれば『秘技ごまかし休憩作戦』が使えそうです。

カーブ標識80を過ぎたくらいから勾配が緩くなりスピードが乗せやすくなりましたが、この辺りに1箇所グレーチングの鋭利な角が浮いている場所があるのでパンクや転倒にご注意ください。

99をすぎてT字路を左折、青木旅館に向かいます。減速にご注意。

逸る気持ちはありますが右折時に対向車や後方車に注意して横断しましょう。

分岐を右に曲がっていよいよGOAL

まとめ

総じて言うならば、皆さんがおっしゃるようにひたすらに「長い!」

そして参加者の脚の疲れ具合を楽しむかのようなコースレイアウト…やはりThe PEAKS!ハンパないって…

パワーのない私が頑張って登ろうとすると最後までは保たない。登り続けると補給を忘れがちなのと30分に1度の補給でも間に合わないかもしれない。

当たり前のことかもしれないですが、適宜休憩&補給を意識。踏まずに回す。体温低下でのエネルギー消耗が抑えられるように体温調整がしやすいウェアを選択する。

休憩が長くなるとタイムオーバーに繋がるので判断が難しいところですが、当日のコンディションやトラブル予想を考えると予定通りに進むとは思えないので、スタートして走りながら休憩時間を決めることとします…

雨天の場合、ダウンヒルのリスクと雨のダメージでクリアハードルが激上がりとなりそうな気がすることと、当日は軽くて登りやすいリム車を選択したいので、できることならばやはり晴天を期待したいです。

今回クリアできたとすると3つ目のトリプルクラウン。油断せずに立ち向かっていきたいです。

気の合う方、脚の合う方、長い登りを談笑しながら共にクリアへ向けて頑張りましょう!

ご参加の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

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