日本刀のように鍛える

坂バカ鍼灸師のQすけです。

いきなりですが私の股関節はとてつもなく硬いのです。

股関節は身体の中心ともいうべき骨盤周囲の動きや血流に関わってくるので柔軟性があるほうが良いメリットがたくさんあります。

  1. 腰や膝の故障リスクが減る
  2. 内臓の血流が上がる
  3. 疲労が溜まりにくくなる

そこでベタっと開脚ストレッチを早朝ルーティンとして取り入れてみることにしました。

お世話になっているYouTube動画はコチラです。

毎朝オガ先生の優しい声に導かれながら股関節の可動域を広げるストレッチをしています。

かれこれ初めて2週間程でしょうか。

骨盤を立たせるために曲がってしまっていた膝がだんだんと伸びるようになってきて、ストレッチの効果を実感してきた頃です。

何日かぶりに屋内でローラー台を回していたのですが

「あれ…いつもより脚が回らない…出力がでない…」

短時間の練習だったので気のせいかとも思ったのですが、どうやらそうでもなさそうです。

毎日のように練習していれば気がつかないかもしれませんが、ストレッチを続けている間に高強度で回さなかったタイミングが重なったのかもしれません。

この日は20分ほどのワークアウトが大変で早々と終了しました。

フニャッとして力が入らないのです。

翌日の60分の高強度はいつも通りに力が入り、ワークアウトをこなせました。

ロードバイクは同一姿勢で同じペダリング動作を行うので、疲労が身体の同じ場所に溜まり硬くなりがちです。

これは言わば自転車に乗りやすように身体が硬くなってくるようにも考えられます。

要するに連結組織が硬いほうが力の伝達がうまくいくようなイメージもあります。

日頃積み重なってできた硬さによって慣れてくる身体の使い方も関係してきますかね。

それがストレッチによって疲労が抜けて柔軟性が出てくることによって身体の使い方が変わってくるのではないかと思います。

翌日の60分が無理なく可能だったのは、身体の硬さが自転車疲れに再び偏ったからなのではないでしょうか。

なにが言いたいのかというと、

硬くなった疲れにはストレッチで緩ませる。

柔らかくなった組織をトレーニングで鍛える。

疲れて硬くなった筋肉をストレッチ

というループになりますよね。

これで思い出したのは日本刀です。

熱して柔らかくして叩いて鍛える。

冷まして硬くする

トレーニングも同じなのだな、と思いました。

「力が出るなら硬いほうがいいじゃないか。」と思われるかもしれませんが、硬い筋肉は痛めやすくもあります。

故障してしまっては休養期間でトレーニングができなくなってしまうので本末転倒です。

無理せず上手に休んで上手にパフォーマンスアップしていきましょう。

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