LEZYNEフロアポンプABS:ロードバイクの空気入れ

LEZYNEフロアポンプ 道具の感想

坂バカ鍼灸師を目指すQすけです。

こちら私が使用しているフロアポンプ、レザインのスポーツフロアドライブです。スチール製ボディに木製のハンドルのアクセントと握り心地が気に入って購入に至りました。

確かにLEZYNE製品は機能性とデザイン性が洗練されたブランドだと思います。

LEZYNE 日本オフィシャルサイト | diatec
美しさと機能性を兼ね備えたエンジニアードデザイン美しさと機能性を兼ね備えたエンジニアードデザインを追求するブランドLEZYNE。CNC加工による息をのむほどに美しいアルミパーツの輝きはまるでジュエリーのよう。

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特殊なポンプヘッド

レザインのポンプはヘッドが特殊で一般的なレバーがない作りです。

どうやって装着するのかというとネジ式になっています。

この先端にバルブを差し込んでギュッギュっと回して装着完了。

慣れれば片手で装着できます。

15BARの高圧まで対応しており、レース前などでも問題なく使用できます。

ABSシステム

あらかじめ、こちらは車などに装着されているシステムではなく、A(エアー)B(ブリーズ)S(システム)の略でヘッドの脇に小さなボタンが設けられています。

高圧で空気を流入した時、ヘッドを外した際にバシュッ!とエアー音がしますよね。ABSシステムはこの残っている空気の影響でヘッドが外れにくくなってしまうことを解消するために設けられた機能です。

めがけた空気圧まで達した際にヘッド脇にあるボタンを押すことで、ヘッド内部に溜まった空気を排出することができるのです。

するとエアー漏れの心配もなくスルスルとヘッドが外れて、漏れもなくめがけた空気圧に設定することが容易にできます。

仏式米式に対応

私がすっかり忘れていた機能を2つ紹介

まず先端のキャップを外して逆さまに付け替えることで【米式バルブ】に切り替えが可能です。

私は米式が必要な際も忘れて仏式のみで使用していました。そんなことを忘れるくらいに一体化されたデザイン美でもあります。

3年間1ども使用したことがないせいか固着してしまい外す際にペンチ両手持ちでやっと外すことができました。

ネジ山にびっしりと付着して取れない汚れが見えます…(汚くてゴメンなさい)

バルブコアも外せる

チューブレスレディなどでシーラント剤を入れる際に、バルブコアを外します。そこで外すための「小さいアレが見当たらない…」なんて時、私はラジオペンチで強引に外してしまいましたがオススメしません。

忘れていましたが、このポンプヘッドの裏側でバルブコアを外せるようになっています!

差し込んでネジをクルクル回すと簡単にバルブコアが外れます。実に気が利いてますね〜。

実際の使用感

良い感想ばかりを書きましたが実際の使用感と言えば、少し面倒に感じてしまうことがあります。

  1. ネジで脱着することが面倒
  2. バルブコアが緩んでいたりすると空気を入れてキャップを外す際にコアが外れることがある
  3. ネジを締める動作でバルブの根本が緩んだりチューブとの接点に負荷がかかることが心配

人と違う珍しい物が好きな私は、この新しいシステムに飛びついて購入当初は感動していましたが使い続けているうちに「レバー式の方が実際簡単じゃない…?」という思いがフツフツと湧いてきました。

決定的なことはチューブレスレディに使用した際に違和感を感じて、慎重に見てみるとバルブ根本がエアー漏れを起こしていたことです。キャップを外す際にバルブ自体が回ってしまい、固定用のネジが緩んでしまうことがありました。

外す際は固定ネジとバルブを手で押さえながら外しました。

私の使用方法が原因かもしれませんが、原理的にはキャップを脱着する際にバルブ自体に力が加わることは間違いありません。チューブの場合はバルブとチューブの接点に作用が及ぶことを考えると装着は丁寧に行うほうがよさそうです。

以上、使用する機会がありましたら参考までにどうぞ。

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