坂バカ鍼灸師のQすけです。
それは先日、榛名山での出来事「よし、保険としてギアを一枚残して行けるところまで頑張ってみよう!」と登っている際でした。
「あぁ、ツラい…残り一枚使っちゃおう…」
スカッ…スカッ…「ギアは残っているはずなのに使えない…」と、いつからかわかりませんがローギアが使えていなかったようです。
ということで帰宅してからリアディレイラー調整に挑戦してみました。
正直…苦手で今まで避けてきたケーブル関係のメンテナンスです。
調整前に
「ナットを緩めてケーブルを引っ張り締め直せばOK」
未経験の方、そう思ってはいませんか?
はい、私がそうでした。
そしてラジオペンチなどで汗だくになりながら力まかせに引っ張って締め付け用ものなら…
- キャップが外れる
- ケーブルがほどける
- ディレイラーがガタガタな調整となる。
という、こんな見るも無惨な結果になります。
まずはじめに調整に力技は全く必要ありませんでしたのでご安心ください。
フロントインナー、リアトップにギアを合わせる
これは最もケーブルのテンションが緩まる位置です。
要するに張りのない0の状態でディレイラーの位置を合わせるためですね。
ケーブルを緩める
ディレイラーとケーブルを留めているナットです。
手でディレイラーを動かす。
ホイール側にディレイラーを押しながらペダルを手で回します。
大まかの目安はギアの半分くらい。
このバイクは10sなので5枚目あたりを目安にチェーンが動くように押していきます。
これによって0のテンションになったケーブルと動いたディレイラーの差がテンションとなります。
緩めたナットにケーブルを留める
先ほど緩めたナットに仮止めをしてロー側からトップ側まで変速できるかペダルを回してみてください。
スムーズに変速ができるようでしたら仮止めしたナットをトルクレンチで4Nmで締めました。
再度緩む原因にもなりかねないので増し締めをお忘れなく。
まとめ
これで終了です。
終わってしまえば数分でできる作業でした。
今まで毛嫌いしていたメンテナンスが自分でできるようになると自信と経験につながりました。
余談ですがワイヤー調整をする前はナットで位置調整を試みましたが、コチラはあくまで微調整の範囲でした。
パーツ交換や接触などがなく、ディレイラーの調子がよろしくない時はケーブルのアジャスターから調整して、追いつかない場合はケーブルの張りから見直してみるといいかもしれませんね。
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