坂バカ鍼灸師を目指すQすけです。
私が訳あって乗鞍岳ヒルクライムレースに参加させていただいた時のことです。
レースのスポンサーにもなっていた商品【パワーブリーズプラス】なるものの存在を知りました。
横隔膜や肋間筋など胸郭に囲まれている筋肉を鍛える、「横隔膜のダンベル」とも言われるトレーニング器です。
肺に空気を取り入れるための外助間筋や呼吸全体にかかわる横隔膜などの呼吸筋をパワーアップし、同時に持久力を高めることが可能とのこと。
呼吸が深くなることで息切れの軽減、取り込む酸素の量や副交感神経優位によるリラックス効果なども得られるので、運動から離れている方の加齢による筋力低下予防にも使用したり、ミュージシャンや舞台俳優の方々などパフォーマンス向上を目指す方など幅広く愛用されているそうです。
1日2回30呼吸の使用で徐々に身体の芯にある呼吸筋が鍛えられるそうで、1回の時間は5分とかからず、腹筋、背筋、横隔膜を鍛える肺機能強化として、持久力とパワーの運動パフォーマンスを向上するので
スポーツ・トレーニングだけでなく、自然と呼吸が楽になりカラオケでも無理なく声が出せるようになるようです。
負荷レベルは3種類
標準レベル
パワーブリーズインターナショナル パワーブリーズプラス ウェルネス 標準負荷 緑 PB2001posted with カエレバ となりの福祉くんYahoo!店
重負荷レベル
パワーブリーズインターナショナル パワーブリーズプラス フィットネス 重負荷 青 PB2002posted with カエレバ となりの福祉くんYahoo!店
超重負荷レベル(カラー変更で現在は黒かもしれません)
パワーブリーズインターナショナル パワーブリーズプラス スポーツ 超重負荷 赤 PB2003posted with カエレバ となりの福祉くんYahoo!店
「鍛え続けて、負荷の強いモノを買い直すことを避けたい…」
しかし「キツすぎて続かなかったらどうしよう…」
という葛藤から、私が購入したのは真ん中の重負荷(青)です。
これが正解でした。
10段回の目盛りがついておりツマミを捻ることで細かく負荷調整をできるのですが、ひとまず自分がどのくらいの負荷が適しているかを判断するために最も最弱から始めて、ツラくなければ毎日負荷を強くしていきました。
あっという間に目盛りが5〜6くらいになったところから「あれ…息が吸えない!」
吸気の陰圧が設定負荷よりも弱くなると、ゴム製の蓋が開かずに空気が流入せずに呼吸ができなくなります。
息が吸えない時のイメージとしては口にラップを貼られている感じです。
キツい風船を膨らます時に、息が吹けなくなる時がありますよね?
あれの逆のような感じです。
息が吸えないギリギリの負荷で、なるべく短時間で勢いよく呼吸を繰り返します。短距離走を走るかのごとく瞬発的に呼吸を繰り返すので、30呼吸を終えるくらいに天に召されるかと思う時もあります。
3年間続けて
毎晩続けて3年が経とうとしています。
効果のほどですが、おそらく鍛えられています。同じ坂を登った時に息が上がらなくなっています。パワーブリーズを使い始めてから同じレースに繰り返し出場していないので、タイム計測をしていませんが、ランニングの際にも呼吸痛が現れたりせずに、浅く回数を重ねていた呼吸が深くラクにできているように感じます。
しかし目盛りが8を過ぎたあたりから負荷を強くすることが難しく感じました。
この記事を書いていて気づいたことがあります。
「一日2回……やっていなかった!」
そういえば慣れるまでは1日1回、毎晩やろうと決めていたのですが、すっかり慣れているにも関わらず2回に増やすことを忘れていました。
明日から1日2回にチャレンジするので、これからレベルアップして目盛りが10へと近づくことを目指します。
目盛り10でも慣れてきたら超重負荷(赤)に切り替えたいと思います。
トレーニング器としてはお値段がかかるので購入に悩んだことは事実です。呼吸筋に対して負荷をかけられる機器がないことや、効果への原理、道具への信頼性を考えて購入を決めました。
ズバリ!買ってよかったです!
手軽に呼吸筋に負荷をかけられること、そして何より3年間毎日使い続けても壊れずに使い続けていられるので今のところ1年¥3000、1ヶ月¥300もかかっていない計算です。
なかなか安上がりではな気もします。
運動能力向上に、健康増進にと呼吸筋トレーニングはいかがでしょうか。
とてもオススメの道具です。類似品にご注意くださいね。
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