HIRAMEヒラメポンプヘッド:ロードバイクのフロアポンプ

HIRAME縦カムポンプヘッド 自転車ブログ

坂バカ鍼灸師を目指すQすけです。

皆さんフロアポンプは何を使われてますか?

先日書かせていただいた記事の中で私はLEZINEを使用しており、使いづらさをヒシヒシと感じてしまいました。

そこでポンプヘッド、つまり口金を替えてしまおう!と意を決します。

以前から評判は耳にしており何度か使用した際に感動を覚えたHIRAME(ヒラメ)と呼ばれるポンプヘッドで、KUWAHARAという会社が制作している日本が世界に誇るポンプヘッドです。

レバーを倒す向きによって縦カム型と横カム型の選択肢があり見た目の特徴から横型に惹かれるところですが、レバーを脱着する際にスポークに干渉してしまうという懸念から縦型を選択しました。

縦型も小径車やディープリムでのディスクブレーキなどで接触してしまう可能性もあるので、どちらが正解ということもなく日頃使用する状況によって選択されていいと思います。

ヘッド自体はズッシリとした重厚感がありレバーの動きは引っかかりはなくとてもスムーズで、調整ネジによって締め付けの強さが調節されるのと伴ってレバーの硬さが変わります。

取り付けは至ってシンプル。

  • 取り付けたいポンプのホースを切断
  • ヒラメを差し込む
  • バンドを締め付ける

これだけでした。

ヘッドからホースを外せる場合は切断することもないのでしょうが、はい、勇気を出してホースを切ります!

もう後戻りはできません。

「大丈夫、私にはHIRAMEが待っているのですから!」

などと心で唱えながらハサミを握ります。

切り口を見てみると内径がなかなか小さい。

俗に言う「鼻からスイカ」状態でHIRAMEが入るのか?と心配になりますが前進あるのみ。

グイっ、グイっとねじ込んでいき、少しずつ先端が入ります。

なかなか進まないのでココで焦ってラジオペンチを使用する愚行にでます。

案の定…ホースが裂けますた…

やはり作業は焦らず丁寧に進まねばならないですね。

避けた部分は切断してリトライ。

ギュッ、ギュッと地道にねじ込んで付属のホースバンドを締め付けて、と完成!

後から聞いた話ですが、バンドをお湯で温めたり石鹸水や潤滑剤でハマりやすくなるそうで…私のように汗だくになりながら作業することはしなくて大丈夫そうです。

ちなみにこの過程の中でホースバンドを通しておくことを忘れて、もう一度切断したことは割愛しておきます。皆様におかれましてはヘッド取り付けに入る前にホースバンドを通しておくことをお気をつけてくださいね。

さてこのバンドですが先端が鋭利になっており、おっちょこちょいの私はいつかスパッと切り傷を負ってしまうことが目に見え戦慄を覚えたので内側に巻きます。

コレで握っても安心。

しかし貧乏性の私はまだ使用できる「ポンプの先端を切る」ということに抵抗が。LEZINEのポンプヘッドも評価が良い声もあるし…米式も使えるし…などと優柔不断野郎の出した答えは、もう一台ポンプを買う!というまさかの選択。

出先用と自宅用で2台あれば便利だし…などと自分に言い訳をしつつ見た目もHIRAMEに合いそうなステンレス素材で、どうせ口金は変えるし比較的安価なポンプをポチっと。

購入したポンプよりもHIRAMEポンプヘッドのほうが価格が高くなってしまうのですが、レビューにもあるとうり非常に使いやすい。

空気を入れることがこんなにも手軽だったなんて!

「慣れればHIRAMEは神!」とアドバイスをいただいたとうりでした。

ヘッドを抜き差ししやすいこと、逆流防止弁が働く効果でエアー漏れが極端に少なく、限りなくめがけた空気圧に狙うことができると思います。

今までは自転車で乗り出す前に『空気を入れる』という儀式が億劫なように思っていましたが、あまりに手軽でこまめにエアーチェックをすることがむしろ楽しくなりました。

気持ちまで変わるので価格以上の価値がある逸品なのではないかと思うオススメの商品です。

生産終了とのことで入手が難しいと思っていましたが、最近は流通されているタイミングなのか偶然にも手に入れることができました。

日頃のエアーチェックが面倒に思われる方、日本が世界に誇るポンプヘッドを使われてみるのはいかがでしょうか。

仏式が標準ですがアタッチメントを変えると米式、英式にも変換ができるそうですよ。

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